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カリフォルニアの春の便り

 投稿者:川井浩  投稿日:2016年 3月26日(土)07時15分33秒
  ジャカランダさん、カリフォルニアの春の便りありがとうございます。 花が咲き、新芽がでるころ、素敵ですよね。 もっとも、どの季節も素敵だけど、春には春の良さがある、ということかな?

椿とオレンジの花が一緒に咲くというところは、まさにカリフォルニアだ、という感じを受けます。

僕のところのオレンジや温州ミカンの木は、常緑樹だから葉っぱはあるけど、去年実をつけたときのストレスをまだ解消できていない感じで、弱弱しく黄ばんだ葉がついているだけで、花のつぼみの気配さえありません。 もっとも、肥やしもやらない狭い路地に植えつけてあるだけのせいかもしれませんが。。。

こちらの花は玄関わきのスモモの花、と会社の倉庫のわきの路地に植えたスモモの花。 ともに、相手がいないと実がならないのに、お互いに離れているため、ともに実をつけないのが、残念。 実らない遠距離恋愛のような関係。

当家の皇帝ダリアのWiliam王子の息子のジョージと妹のシャーロットはすくすくと成長しています。 とくにジョージの成長は目を見張るものがある。 来月にはどこかに植え替えたいけど、そんなに植え替えられる場所があるわけでもなく、Wiliam王子家の新しいお城探しが今後の課題だ。

で、植物や自然に興味を持つのは歳のせいなんだろうか? そうかもしれないし、昔から好きだったんじゃありませんか? 歳をとっても、興味のない人は無いみたいだし。。。

とはいえ、動ける範囲も、行動自体も、徐々に自然に近づいていくというのはおっしゃる通りなのかもしれませんね。 気持ちはまだ若いつもりでも。 あ、爺くさい言い方になってしまっていやだ、と、言う言い方が、爺くさい。

オレンジの香り

 投稿者:ジャカランダ  投稿日:2016年 3月26日(土)01時26分30秒
  春ですね。オレンジの花の香リ、Jacarandaの新緑がきれいです。日本はお天気が異常に不安定でしたね。こちらは雨が何度もふり水不足で瀕死寸前だった庭木も生き返っています。2月半ばに真夏日があったりして今は朝晩寒く昼はちょうどいい塩梅の気温で素晴らしい気候を楽しんでいます。
先日桜と藤の花を期待してパサデナの近くLa Canada 市にあるDescanso Gardenに行きましたが染井吉野ではなく藤も少しでがっかりでした。しかしそこは今まで見たことのない背の高い各種の Camellia (椿)が満開でした。World War II の始まりに収容所に送られる日系人の植木屋さんが持っていた椿何百本をすべて良心的に時価で買い取り(その頃は日系人はビジネスや私財も時価でなくすべて安く売り払ってしまいトランク一つで辺地に送られるのがふつうでした。)植えたそうです。一週間早くEasterのPartyを家でしたのでその日にあったHuntington Beach でのCherry Blossom Festival には行けませんでした。その前にはクジャクが沢山いる Los Angeles 植物園にも行きました。都会の中にある憩いの場です。年初めにFujisankei Newsで田中大山という若い書道家が書初めをしました時に私の新年の言葉を投稿したところ思いがけなくその方が色紙に書いて送って下さいました。” Find Serenity in Nature" 自然に静寂を求めるという意味です。ビーチ、植物園など前より強く自然にひかれるのは齢のせいでしょうね。裏庭の軒下に又ハチドリの雛が二匹巣立ちします。みかんの木には野鳩が。生命の繰り返し。まさしくEASTERの贈り物です。フリージャー、チューリップ、アマリリス、カラーリリー、パピーなどが今年は沢山咲き嬉しいです。仕事のほうは相変わらず変動の激しい保険業界でストレスが絶えません。会社は若手社員を7,8人雇いシニア達が引退をしましたので私もそろそろ引き時になりましたが。まだ元気で働けるのにと欲もあるのですが。。。老後の十分な貯えなど諦める他ないようです。最近の写真届くかな?
 

ハナニラ

 投稿者:川井浩  投稿日:2016年 3月25日(金)19時53分26秒
  なんて聞いたこともありませんでしたが、会社の倉庫のわきの路地にちょっとまとまって咲いていたハナニラというらしい花。 6つの花びらがあって、薄紫と白のきれいな花です。 ニラみたいな葉っぱだけど、食べると毒があって下痢するらしい。 きれいなものにはなんとやら。

あぁ、路地にも春が来た。 仕事のほうにはなかなか春が来ないけど、桜もちょっとはほころんで、あ、桜はちょっと悲しいこともあるけど、でも、春なんだ。 花粉ももうしばらくで終わりだ。 うれしい、五月がやってくる。 こないだ、同窓会をやった上野のグリーンパークのあたりは、もうお花見かな?

忍岡から歩いて、上野までお花見にきたりしませんでしたか? 隅田公園の桜にはブルーテントが似合う。 2-3日前、池尻大橋まで行く用事があり、目黒川の桜が見事になる直前でした。
でも、もう提灯もついて、お花ムード満開。 となれば、やっぱり、ビールか日本酒か、浮かれて楽しい、お花見と行きたいものです。

世には悲しい、あやしい、いやなことがあふれているけど、そんなものに煩わされずに。楽しくいきたいものです。
 

オオアラセイトウ

 投稿者:川井浩  投稿日:2016年 3月21日(月)19時04分6秒
  写真の真ん中の紫色の花の咲く植物の名前は「オオアラセイトウ」でした。

http://www.geocities.jp/mc7045/sub6.htm

ムラサキハナナといわれたり、ハナダイコンとも呼ばれるらしいが、もともとは中国原産の1-2年草だそうです。 これが群生するととてもきれい。 種が飛び散るとそれだけでどんどんと増えるので、もしかしたら外来迷惑植物? でも、きれいだから迷惑でわありません。 今度は、この種を方々の庭にばらまいて、花ゲリラをしてしまおうかな。。。 あなたの庭にこの花が咲いたら、それば僕がばらまいた種だったかもしれません。
 

もうすぐ桜の開花

 投稿者:川井浩  投稿日:2016年 3月20日(日)12時23分48秒
  ソメイヨシノの開花の時期を基準に発表される桜の開花時期なので、もう、河津桜のように、ある種の桜はとっくに満開だけど、いよいよ東京も来週に開花宣言というところまで来た。

僕の会社の垣根のすももの花も開花した。 チェリーとスモモの合いの子のバイオチェリーも開花した。 今年は実をつけてくれるかな、と期待が膨らむ。 もう、春も本番で、いくら何でも冬への逆戻りは無いと思うけど、油断はできない。 車のスノータイヤを夏用のタイヤに交換するのはもう少し様子と見てみよう。

ところで、枯草の残りのように見えても、ちゃんと生きていて、とんでもないところから若芽をだしてくるのが裏庭のクレマチス。 山桜桃梅(ゆすらうめ)も開花した。 ところで、毎年、種から出てくる薄紫の可憐な草花。 この花の名前を知らないのですが、知っている人いますか? さくらこさんなら知ってるかな?
 

ゴッホのあんずの花

 投稿者:川井浩  投稿日:2016年 3月19日(土)20時39分34秒
  アムステルダムのゴッホ美術館で一番お気に入りの一枚がこのあんずの花の絵です。 複製画を買おうとしたら250ユーロだかしていたので、つい手が出ず、7.5ユーロのポスターを買いました。 63cmx93㎝のこのポスターを入れる額縁が無いし、それを飾る壁のスペースが見つからないので、しばし、買った時の丸めたままで保管することになってます。

この絵はどうやらみなさんもお好きなようで、美術館のお土産屋さんではこのデザインのブラウスやら、Tシャツ、マグカップ、ネクタイ、ボールペン、トレー、などなど、どれもライトブルーの空の色のこの絵のデザインでできていました。

一時期、ゴッホが日本の歌麿の浮世絵や広重の版画にいたく感動して、影響を受けていたことなどが詳しく解説され、ゴッホの浮世絵や広重の版画のコピーが展示されているところにくると、日本人としてはなんとなく誇らしく感じる。 また、西洋の人が日本というもの、日本の文化というものにある種のあこがれを抱く、という面があるということが面白い。

そりやぁ、日本も捨てたもんじゃぁありませんが、もっとなんとかならないだろうか、という感覚もつい持ってしまいます。   
 

禁断のキャラメルコーン

 投稿者:川井 浩  投稿日:2016年 3月17日(木)23時46分40秒
  あ”~! ついに開けてしまったのだ、禁断のキャラメルコーンの袋を! たべてぇ~、とあやしくも、やさしく響くそのささやき! じゃ、ちょっとだけね、とひとつまみで3つぐらいをとって、口に含むときの罪悪感と快感! で、きがつけば、もう2回目、3回目と口に入れている。 家族にも見つからないホテルの一室。 これぞ、禁じられた恋の味。 甘い、心地よく甘い。 甘美とはこのことか。 で、半分ほどつまみ進むと、それまでの主役のキャラメルコーンの陰に隠れてひそかに忍んでいたピーナッツちゃんが見え隠れしている。 まるで、かくれんぼをしているようだ。 で、その自己主張をしない、奥ゆかしい塩バターのピーちゃんは、甘美に酔いしれているふしだらなわたくしに、実は、妹のほうがおいしいでしょう? なんて、ちびのくせに背伸びして大人ぶった口をきいては、僕の気を引こうとする。 で、つまんじゃおうかな~、とつまんでみると、なんと、これが大人の味なのだ。 甘いばかりで、アグレッシブなおねえちゃんに比べて、地味だけど、しっかり者の妹のピーちゃんの存在がここで、にわかにクローズアップされるわけだ。 きがつけば、姉さんのキャラメルコーンをよけながら、ピーちゃんを探し求めているひろし。 さすがに、キャラメルコーン一袋をキャラメルコーンだけを食べ続けるには糖分取り過ぎで自動ブレーキがかかる。 妹のピーちゃんの地味だけど堅実な、しかし、大人っぽいその味が、甘さだけにおぼれていた僕を軌道修正してくれる。 そんな妹との堅実な生活を想像しつつピーちゃん探しをするうちに、ピーちゃんの絶対数が極めて少ないことに気がつく。
あ、あのかわいいピーちゃんはどこにいっちゃったのか? と迷うまもなく、姉のキャラメルコーンが唇を求めてくる。 で、だらしがない僕は、塩バターの味のあとに味わうキャラメルコーンの甘美さにまたもまいってしまって、最後に残っているキャラメルコーンに突撃してしまうわけだ。 気がつけば、アルミ箔のソフトパッケージのなかには、いくつかのキャラメルコーンの細かな破片と、妹のピーちゃんの下着、あ、ちがう、薄皮がわずかに彼女のおもひでを思い起こさせるのみ。 かくして、今夜も糖分と塩分取り過ぎの禁断のキャラメルコーンの世は更けゆくのであった。
 

今日は鹿児島

 投稿者:川井 浩  投稿日:2016年 3月17日(木)21時53分23秒
  朝四時に起きて成田空港に向かう。 一っ飛びすればそこは鹿児島。 桜島からのぼる噴煙を眺めつつ、霧島までドライブ。 仕事のアポまで時間があったので、霧島温泉郷の豪華ホテルを横目で見ながら、銭湯風公衆温泉に350円で入ってまったりしてから、さぁ、、食うぞ黒豚、霧島牛、と意気込むもののなぜか、ご当地は木曜日が定休日のレストランばかり。 結局、街道沿いの定食屋のかつ丼が昼飯でした。 カツがでかいし、たれもたっぷりで結構満足。 で、仕事を終えて、鹿児島に戻り、一人夜の巷に繰り出せば、ポンビキだらけの飲み屋街、ホステスあっせん所、ママさんにご同伴のネクタイ族でにぎわうこの一帯だけはなんだか景気がよさそう。 町の商店街はシャッター通りになっているのに。 もともとその気は全くないものの、すっかり興ざめしてラーメン食べて、コンビニで酎ハイ買って、ホテル部屋でお仕事。

もっとも、食べたラーメンは写真を取り忘れて大後悔。 とてもおいしかったんで。 それはリトルチェンマイというタイレストランで、客は僕一人。 若いタイ美人のシェフかオーナーらしき人と、タイ不美人の料理人のおばはんの二人がカウンターの向こうにいる。 で、それはトムヤムラーメンという名前の、濃厚なトムヤムスープに幅広の米麺が入った極上のスープヌードルだった! あまりおいしいので、替え玉の米麺を頼めるかと訊いたら、その若いタイ美人のシェフかオーナーとらしき女性は、そんなこという人いないけど、いいわぁ、やったげる、とおっしゃるので、その替え玉を頼んでしまった。 つるつるもちもちとうめいなその麺が濃厚なトムヤムスープにからまってうまいのうまくないのって、非常にうまいんです。

で、かくして、鹿児島の夜の巷をあとにしたひろしはトムヤムラーメンとコンビニでかったチューハイで鹿児島の夜をひとりじめにして堪能したのであった。

Epilog: トムヤムラーメン+替え玉=1294円 & グレープフルーツ酎ハイx3本+水1本+禁断のキャラメルコーン=720円、 締めて2014円のゴージャスなイブニング。

で、仕事は、うまくいきました。
 

サービス精神

 投稿者:川井 浩  投稿日:2016年 3月15日(火)21時47分31秒
  アムステルダムではホテルの受け付けも、レストランのウェイター・ウェイトレスでも、愛想はいいけど、モスクワの空港のお店や、エアポートの検査官、ましてやパスコントロールの係り官の愛想の無さと来たら、まだ共産主義を引きずってきているなぁと実感しました。 一応資本主義を導入しているので、もうちょっとましかと思ったら、45年前に来た時とほとんど変化はありませんでした。

で、自由の国アメリカ、資本主義のご本尊、サービス産業の発信基地とも期待するところもあるものの、どうやら、資本主義とサービス精神とは別物なのだということがわかりました。

文化ですね。 教育といってもいいかもしれない。 歴史、かなぁ。 まぁ、日本人はおおむね親切。 そうでない、自分勝手な人も結構いるけど。 お店で言えば、お客様に喜んでもらえれば、繁盛するというのは鉄則で、それに気がついて、そこに気を付ける店もあれば、そうでないところもあるということですね。 まぁ、マニュアル通りで心のこもっていないロボットのようなウェイターやウェイトレスもいるけど、機転が利いて、楽しい人もいる。 国民性をいっぱひとからげにはしたくないけど、でも、不愛想で、気が利かなくて、サービス精神も無く、かなりがっかりさせられる人もいますね、まぁ、どこの国にも。 でも、アエロフロートのスチュワーデスは若くて、美人で、愛想のよい人たちが多かったのが、逆に驚きでしたが、サービスはやはりマニュアル通りといっても、そのマニュアルが悪いせいか、飲み物がでてから、30分ほどまたされて食事ができてて、食べ終わって30分ぐらいたってからお茶がでてくる、といった具合で、とてもちぐはぐでした。 若くて、美人で、愛想がそこそこでも、サービスがなっちゃねぇとやっぱりがっかり感が残る。 残念。
 

ナイトメア ホテル

 投稿者:クール子  投稿日:2016年 3月15日(火)13時58分1秒
  1月上旬からまる2か月ホテル住まいでやっと家に戻ってきて1週間。
やはり我が家のほうが落ち着きます。

今回泊まったホテルはマリオット系(アメリカでは大きいホテルチェーンで3つ星です)の
Residebnce Innというホテルで台所付が売り物のホテルです、
長期滞在者が多く利用するホテル。支払いは宿泊人の会社とか、
我らのように保険会社がするとかがかなりあります。
ほんとのお客は支払いをしてくれるところで宿泊人ではないとホテルは判断しているらしい。
それでだと思いたくなるのだけど、ホテルの宿泊人に対する態度がひどくいい加減。

このホテルちょうど改装中で、改装業者が出たり入ったりで入り口なんかも結構埃だらけ。
それだけならまだいいのですが、滞在中に4回まるで連絡なしに給水を止められました。
フロントに連絡したら、あら、知りませんでした、とかそうですかとか平気で宣う、
それはないでしょというと、すいません。それで終わり。
4度目は土曜日の朝10時から昼過ぎ2時ころまで止められて、結局その日はシャワーを浴びそこないました。
この時は「すいませんなんで思ってもいないじゃないの」と私は叫んでしまいました。
この時はさすがかなりの宿泊人が怒鳴り込んだようで、次の週はやっと前日に手紙が部屋に入っていて、その後は電話で1時間前くらいに給水止めの連絡が来ました。

ホテルを変わろうとも思ったのですが、この手のホテルがその時期満室で、2週間とか3週間待ち。
2,3週間待って変わってもすぐにチェックアウトになるだろうし、
このホテル場所的な便利さもあって結局がまん。

それで私は別名としてナイトメア(悪夢)ホテルと名付けた次第。
もう絶対ここには2度と泊まらないぞ。

わが亭主は私が文句言うので、彼は言わなくていいと思っているのか、
私よりずっと人間が出来てて(そうは思えないけど)辛抱強いのか、
まあしょうがないじゃないかみたいな態度。
それもちょっとしゃくに障るのですよね。